本サイトはプロモーションを含みます。掲載する情報は掲載時点の各社公式情報に基づきます。

ホーム › 未経験職種へ

未経験の職種・業界に移るときの考え方と資格の位置づけ

今の仕事が合わないと感じたとき、「いっそ別の職種に」と考えるのは自然な流れです。ただ、職種を変えれば解決するのか、職場を変えれば足りるのかは、書き出してみないと分かりません。このページでは、理由のつなぎ表を使って職種を変える理由を確かめる視点、今の仕事から持ち出せる力、資格の位置づけを整理します。未経験に挑んでも挑まなくても、自分で納得して決められれば大丈夫です。

1. 未経験に移れるかは「理由の筋」で考える

第二新卒の採用では、ポテンシャル採用が行われることがあります。ポテンシャル採用とは、これまでの経験より、基礎的な力や意欲、これから伸びそうかどうかを見て採る考え方です。未経験の職種でも応募できる求人がある背景の一つに、この考え方があります。

一方で、未経験でも応募できるかどうか、何を重視するかは、企業や求人ごとに違います。年齢や学歴だけで「行ける・行けない」が決まるわけではありません。同じ年齢でも、準備の仕方によって見え方は変わります。

面接で見られやすいのは、「なぜその職種なのか」の筋が通っているかどうかです。前の仕事で足りなかったものと、新しい職種で得たいものがつながっていれば、未経験であることも説明できる事情になります。反対に、今の仕事から離れたい気持ちばかりが前に出ると、「どの職種でも同じ理由で辞めるのでは」と受け取られかねません。

2. 職種を変える理由が、つなぎ表の条件と合っているか

つなぎ表の2列目「その裏で足りなかったもの」と、3列目「次の職場で確かめる条件」を見直してみましょう。確かめたいのは、足りなかったものが「職種そのもの」から来ているのか、「その会社の環境」から来ているのか、という点です。

たとえば「営業がつらい」という事実の裏に「数字で詰められる雰囲気がつらかった」があるなら、営業という職種ではなく、評価の仕方や上司との関係の問題かもしれません。その場合、職種を変えても似た環境に移れば同じことが起きます。逆に、足りなかったものが「人と話すより、一つのものをじっくり作りたい」なら、職種を変える理由として筋が通りやすくなります。

職場の問題だと分かった項目は、社内の異動や上司への相談で解決できる可能性もあります。書いた結果、今の会社で別の部署を目指す道が見えたなら、それも立派な答えです。

足りなかったものの出どころを見分ける(例)
足りなかったもの職種を変えると変わりやすいこと職場を変えれば足りる可能性確かめ方
一つの作業にじっくり向き合う時間仕事の中身そのものの比重分業が進んだ会社なら、同じ職種でも変わることがある求人の業務内容と1日の流れを面接で聞く
成長している実感身につく専門知識の種類教える仕組みのある職場なら、同じ職種でも得られることがある研修や先輩の指導体制を確かめる
評価への納得感評価される軸(数字か、成果物か など)評価制度が違えば、同じ職種でも変わりやすい評価の基準と面談の頻度を聞く
人との関わり方の負担社外の人と接する量チームの雰囲気や上司の関わり方で変わることが多い職場見学や面接官の話し方から確かめる

3. 今の仕事から持ち出せる力を洗い出す

未経験の職種に移るときでも、ゼロからのスタートになるわけではありません。どの職種でも求められやすい力は、短い社会人経験の中にすでに含まれています。

洗い出すときは、職種の名前ではなく「動き」で考えるのがこつです。営業なら「初対面の人に要点を伝える」「期限までに準備を揃える」、事務なら「手順を正確に守る」「関係者に確認を取る」といった具合です。こうした動きは、職種が変わっても形を変えて使われます。

洗い出した力のうち、希望する職種の求人票に書かれている言葉と重なるものに印をつけてみましょう。重なりが見えれば、志望動機で「前の仕事で身につけたこれを、次はこう使いたい」と話す材料になります。

持ち出せる力の例
  • 期限から逆算して準備を進められる
  • 分からないことをそのままにせず、確認や質問ができる
  • 社内外の相手に、要点を短く伝えられる
  • 決まった手順を守り、ミスに気づいたら共有できる
  • 業務で使うツールやシステムの操作に慣れている
  • 自分用のメモや手順書を作って仕事を整理できる
  • 注意を受けたあとに、やり方を変えて試せる

4. 資格は必要か。求人ごとに位置づけが違う

「未経験だから、まず資格を取ってから」と考える人は少なくありません。けれど資格がどのくらい重視されるかは、職種や求人によって大きく異なります。

求人票の応募条件を見ると、資格の扱いは大きく「必須」「歓迎」「記載なし」に分かれます。必須とされていれば、資格がないと応募自体が難しくなります。歓迎とされていれば、あれば評価の材料になる程度で、入社後の取得を前提にしている会社もあります。記載がない場合は、資格より意欲や基礎力を見ている可能性があります。

まずは希望する職種の求人を数件並べ、資格の欄がこの三つのどれに当たるか印をつけてみましょう。必須が並ぶなら取得の計画が要りますし、歓迎や記載なしが多ければ、先に応募書類の準備を進めるという順番も考えられます。

資格を取れば、未経験でも採用されやすくなりますか?
資格が評価の材料になる求人はありますが、取得したことだけで採用が決まるわけではありません。面接では「なぜその資格を選んだのか」「仕事でどう使いたいのか」が、つなぎ表の条件と結びついているかを見られることが多いです。
勉強中の資格は応募書類に書いてもよいですか?
受け止め方は企業によって異なりますが、「取得に向けて学習中」と添えることで意欲が伝わる場合があります。学び始めた理由を一言で説明できるようにしておくと、面接でも話しやすくなります。
資格が必須の職種に移りたい場合、辞めてから勉強したほうがよいですか?
収入や生活の余裕によって判断が分かれ、どちらが良いとは一概に言えません。在職中に学ぶか、退職して集中するかは、探し始める時期の考え方とあわせて整理するのがおすすめです。

5. 未経験の職種に移る前に比べておきたいこと

職種を変えると、仕事の中身だけでなく、評価のされ方や働き方も変わります。新しい分野に入る楽しさがある一方で、もう一度教わる立場に戻ることにもなります。

迷ったときは、希望する職種の求人票と今の仕事を、同じ欄で並べて書き比べてみてください。仕事内容、評価のされ方、1日の流れの三つだけで足ります。並べると、変わってほしかった部分が本当に変わるのか、手放さなくてよかった部分まで手放すことにならないかが見えてきます。

比べた結果を、つなぎ表の4列目「面接での一言」に一行で書けるかどうかも目安になります。下のメリットとデメリットを自分の条件に当てはめながら、その一行を考えてみてください。

メリット
  • 仕事の中身そのものから来る違和感から離れられる
  • ポテンシャル採用の求人では、基礎力と意欲を伝える機会がある
  • 新しい分野の知識を、最初から順を追って学べる場合がある
  • 前の職種での経験が、新しい職場では別の強みとして見られることがある
デメリット
  • 教わる立場に戻るため、慣れるまで負担を感じやすい
  • 給与や待遇は求人ごとに異なり、今と変わる可能性がある
  • 職場の環境が原因だった場合、職種を変えても同じ悩みが残ることがある
  • 志望理由の筋が弱いと、面接で説明に詰まりやすい

他の知りたい順に読む

【 広告 】

準備中